kintoneでの被災状況共有のやり方紹介

非常通信協力会・都筑区支部では、kintone で情報共有を始めていますが、その中で今回は「被災状況の共有」について紹介します。

kintone はPCやスマホからアクセスできますが、外での使用を想定し、スマホからのアクセスしやすさも重要です。下に、スマホでのメニュー表示を示します。今回は以下のメニューより下から2番目の「被災状況」を選択します。

kintone のメニュー画面、大きな表示で選択しやすくなっている。

被災状況を選択すると、LINEのような画面が開き、スマホの内部カメラで写真をアップし、さらにコメントを入力することができます。以下に2019年の台風15号が横浜に来たときの書き込みの例を紹介します。

2019年の台風15号が横浜付近に来た際、台風の目が最接近した時(4:45)に書き込みました。外出は大変危険なので自宅でスマホの表示を画面コピーしています。

このように災害が発生した際に、メンバーが書き込むことで被災状況の共有ができるようにしています。

この機能を運用する際に、十分注意することがあります。それは、災害が発生している時、現場の状況を中継するのは危険を伴うことです。また、本会の目的(通信ボランティア)からも外れることになります。そのため、災害の危険性が無くなった後に「メンバー安全のために被害状況を共有する」ことが主目的となります。また、この書き込みが義務ではないことをメンバーに知らせることも重要なポイントとなります。

これまでは実際に被害が生じていないため、試験段階であり運用実績はありません。今後も機能のブラッシュアップを図るとともに、将来的には近隣地区との情報共有もできるといいのかもしれません。

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