自前のスペアナを使って新スプリアス規制対策の測定を行う。

自前のスペクトラムアナライザ(スペアナ)を使って、無線機のスプリアス強度の測定し、新スプリアス規制に対応する方法についてJARDに質問をし、回答が来ました。

これは、先週、新スプリアス規制対応のセミナを開催しましたので、その中で紹介するために行ったものでした。しかし、回答がセミナには間に合いませんでしたので、ここで紹介させて頂きます。

自前のスペアナでスプリアスを測定し、JARDの認定を受けるためには、全てのバンドと変調を行った際に、最悪でも新スプリアス規制値を超えていないことを証明する必要があります。

その際、測定は総務省の関係規定告示などに沿って行う必要があり、スプリアス領域は変調波で測定する必要があります。

これは、総務省に直接申請する方法とほとんど変わらないので、わざわざJARDに申請する必要があるか疑問が生じます。

しかし、様々な相談や疑問に答えてくれる可能性はJARDの方が高いと思いますので、この部分について、JARDの価値があると思います。

JARDでは、測定器の開放や、コンサルタントも行っているので、自作機や古い無線機を新スプリアス規制に通すため、自前のスペアナである程度確認し、フィルタなどを開発したのちに、JARDに無線機を持ち込み、コンサルタントを受けながら、測定を行っていくのがいいのではないでしょうか。

今後も引き続き、調査を進めて行きますので、何か新たな情報が入り次第、紹介して行きたいとと思います。

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